首の疲れ、眼精疲労、頭痛などに効くツボはここ!〈その1〉
こんにちは、整体師のkaishinです。
定期的に施術をさせていただくお客様に、Tさん※(30代・女性)という方がいらっしゃいます。
Tさんの勤め先は、ある外資系金融企業のカスタマーセンター。商品や契約に関する膨大な量の情報とマニュアルを覚え、丁寧に接客しながら、臨機応変に対応することが求められるお仕事です。時には感情的になって声を荒げるお客様や、理不尽な要求を続けるお客様もいるようで、心が繊細なTさんは日頃から強いストレスを感じています。
Tさんの主訴は、いつも主に首と肩のコリです。
常にパソコンに向かっているため、前傾姿勢になりがちな勤務スタイルで首肩への負担が大きいうえ、接客による気疲れも重なって、首と肩がガチガチに固まっています。またそうしたコリに起因する眼精疲労や頭痛に悩まされることもしばしばあります。
そんなTさんへの施術に際して、よく使っているのが「天柱」「風池」「完骨」といった経穴(ツボ)です。それらを押すことで首・肩のコリや、そこからくる眼精疲労、頭痛などをやわらげるようにしています。
(もちろんそれら以外の経穴も使い、様々な手技で身体をほぐさせていただきます)
上記経穴の位置は、下記のとおりです。
■天柱(てんちゅう):後頭骨の際(後頭部の骨と首の境い目)で、正中線から一寸外側
■風池(ふうち):後頭骨の際(後頭部の骨と首の境い目)で、正中線から二寸外側
■完骨(かんこつ):耳の後ろの出っ張った骨の下端から指一本分上の、後ろ側のくぼみ
経穴の場所を文字で読んでも、少々わかりにくいかもしれませんね。次回は、上記経穴を自分で簡単に押す方法を紹介いたします。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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