首の疲れ、眼精疲労、頭痛などに効くツボはここ!〈その2〉
こんにちは、整体師のkaishinです。
長時間のデスクワークや気疲れからくる首のコリ、眼精疲労、頭痛などが気になる方に、「天柱」「風池」「完骨」などの経穴(ツボ)が有効だというお話を前回書きました。今回はそれらの経穴を、一人で簡単に押す方法をお伝えします。
デスクワークなどをしていて首から上の部位に疲労を感じたときに、次のセルフケアを試してみてください。
まず左右どちらかの腕のヒジを机につき、その手の親指を後頭骨の際(後頭部の骨と首の境い目の部分)にあて、親指で頭の重さを支えるようにして、後頭骨の際をグッと押してください。左手で行なう場合は後頭部の左側を、右手で行なう場合は、後頭部の右側を押します。
その際、親指に力を入れる必要はありません。首をかしげるようにして、傾けた頭を親指で支えて、「頭部の重さを利用して、指で押す」というイメージです。親指以外の四指は、親指をサポートするように頭に軽く添えてください。
そして、気持ちよく感じるところに親指を当てながら、後頭骨に沿って3~4か所押します。後頭部の左右どちらかが終わったら、逆側もやってみましょう。
前回書いたようなツボの位置を意識しながら行なっていただくと良いのですが、最初はツボの正確な位置がわからなくてもOK。後頭部の際を数カ所押しながら移動すると、「気持ちいい」「他の場所と違って響く」と感じられる個所があるはずです。そうした個所を、心地いいと感じられる範囲で押してみてください。
2~3分行なうと、視界がグンとクリアになり、頭がスッキリしたと感じられるはずです。デスククワークの合間にぜひお試しを!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
〈経穴(ツボ)を押す際の注意〉
・お酒を飲んだときは行わないでください
・お子様やご高齢者の方、妊娠中の方、疾患やケガがある方は、医師に相談のうえ行なってください
・気分が悪くなったり、痛みを感じたときにはすぐに中断してください
・やりすぎは逆効果の場合があるのでご注意ください