明日をもっと元気にする、いきいき整体ライフ!

~「自分と大切な人」を健康にする、身体ケアblog!~

テレワーク疲れの背中に、バスタオル・ストレッチを!

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バスタオルでつくったストレッチ枕。両端を輪ゴムで固定すると使いやすくなります


こんにちは、整体師のkaishinです。

 

最近増えている「テレワーク疲れ」の方に向けて、首のコリや眼精疲労を軽減する経穴(ツボ)とその押し方を、以前このブログで2回に分けて紹介させていただきました。

↓ ↓ ↓

首の疲れ、眼精疲労、頭痛などに効くツボはここ!〈その1〉 - 明日をもっと元気にする、いきいき整体ライフ! (hatenablog.com)

 

首の疲れ、眼精疲労、頭痛などに効くツボはここ!〈その2〉 - 明日をもっと元気にする、いきいき整体ライフ! (hatenablog.com)

 

好評だったので、今回は「テレワーク疲れ対策 背中編」を紹介いたします。

 

デスクでパソコンを操作していると、知らず知らずのうちに背中が丸まっている。

椅子に浅く腰掛けて、腰や背中を丸め気味に座って作業することが多い。

背中を丸め、顔を下げて、よくスマホを操作している。

 

テレワークの機会が増え、上記のような姿勢をとることが多くなると、背骨に負担がかかります。背骨のなかには脳につながる神経の束が通っているのですが、長時間にわたって過度な負担がかかると、背骨から出て様々な感覚器や臓器とつながっている神経が圧迫されることになります。そのような状態では身体が本来の機能を発揮しにくくなり、心身に様々な不調を引き起こす原因にもなりかねません。

 

1日の仕事を終えて、背中が疲れた、腰が重いなどと感じたときには、風呂上がりや寝る前のリラックスタイムなどに、次の運動を試してみてください。用意する道具は、バスタオルだけ。手軽にできる「背中のバスタオル・ストレッチ」です。

 

【やり方】

■バスタオルでストレッチ枕をつくる

バスタオルの長い方の辺を2つに折ります。次に、いま折ったのと同じ辺をもう一度折ります。そのようにして出来上がった長方形の、短い辺の方をクルクルと丸めていきます。バスタオルがロールケーキ状に丸まったら、それで完成。そのままでも使えますが、輪ゴムを2つ用意して、円筒上になったバスタオルの左右両端をとめると、円筒形を保持しやすくなります。

 

■ストレッチの仕方

①床に寝て、腰と床の間にタオルを挟む

床と腰の間に円筒のバスタオルが入るようにして(バスタオルは背骨と平行ではなく、背骨と「十字」になる向きに置きます)、床に仰向けに寝てください。手は万歳をして、手のひらが天井の向くようにします。

※その際、バスタオルの厚みがありすぎて腰が辛いでしたら、一度起きて手でバスタオルが少し平べったくなるようにつぶして、腰に無理がかからない高さに調整してください。

 

①の姿勢で1~2分ほどストレッチします。心地よくストレッチされていると感じられる程度に、無理せず行なうようにしてください。また息は止めず、ゆったりとしたリズムで呼吸するようにしましょう。

 

腰が終わったら、肩方向にタオルをずらし、腰から少し上の背骨にあてて同じようにストレッチします。そのようにタオルの幅一つ分ずつ上方向にずらしながら、肩甲骨の部分、さらに上の首までストレッチしていきましょう。

 

※首や腰、背骨に疾患やケガなどがある方は、医師と相談のうえ行なってください。また途中で違和感や痛みが生じたら、直ちに中断してください。

 

私は背中に疲れを感じると、寝る前にテレビを観たり、音楽を聴きながらこのストレッチを行ない、身体をケアしています。簡単、手軽にできるので、皆さんもぜひ試してみてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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