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肩コリの原因とは!? 予防にはポイントとなる「骨」があります〈その1〉

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つらい肩コリの原因と予防法を、2回に分けてお伝えしていきます


こんにちは、整体師のkaishinです。

 

「日常的に困っている不調」で、もっとも多いものは何だと思われますか?

厚生労働省が行なった2020年度の『国民生活基礎調査』によると、女性のトップは「肩コリ」で、次いで「腰痛」、その次が「手足の関節が痛む」男性はトップから「腰痛」「肩コリ」「鼻がつまる・鼻汁が出る」となっています。

 

「肩こり」「腰痛」は、多くの日本人を悩ませている不調・不快のツートップなんですね。今回は、その一つ「肩コリ」についてお話しします。

 

そもそも肩コリがなぜ起こるかというと・・・そのほとんどが、首・肩周辺の筋肉が硬くなって起こります。生活習慣や仕事などの影響によって筋肉に過度な負担がかかって緊張・疲労すると、筋肉周辺の血行が悪化。血液循環が悪くなると筋肉に酸素や栄養分が届きにくくなるうえ、疲労物質(老廃物・乳酸)などが溜まりやすくなり、肩コリが起こります

 

では首・肩の筋肉に負担をかける原因は何かというと、主なものは「悪い姿勢」「筋肉疲労「運動不足」「冷え」「ストレス」などです。

 

■悪い姿

デスクに向かって前傾姿勢でパソコンを操作する。椅子に浅く腰掛けて、腰や背中を丸めるようにして背もたれに寄りかかる。頭を下げてスマホばかり見ている。猫背気味の姿勢になりがち・・・そうした悪い姿勢を長時間続けていると身体に歪みが生じ、肩コリを招くことになります。

 

■筋肉疲労

仕事や運動などで一定の部位を酷使し、筋肉が疲れすぎても肩コリは起こります。私の知人で調理師のAさんは、一日中キッチンの前に立ち、腕を前方に出して肩や背中を丸め気味にして仕事をされていますが、そうした姿勢を続けることで肩や腕、背中に過度な負担がかかり、ひどい肩コリに悩まされています。

 

■運動不足

上記のように筋肉を使いすぎるとコリが生じますが、逆に使う機会が少な過ぎても不調が生じることもあります。腕や肩まわりの筋肉や関節を長時間動かさない状況が続くと、血流が悪くなって肩コリが生じます。そしてその状態が長期間続くと、肩関節の可動域が狭くなる可能性も高まります。

 

■冷え

寒い場所に長時間いると、身体が毛細血管を収縮させて体温が逃げないようにしようとします。冷房がきき過ぎた部屋で過ごす。冷気が直撃するような場所に長い時間いる。そうした環境下だと肩コリが起きやすくなります。

 

■精神的な緊張・ストレス

仕事や人間関係などの過度な緊張やストレスによって交感神経 が優位になり、血管が収縮して血流が悪くなることも肩コリの原因となります。

 

■その他

内臓に何らかの疾患を抱えている場合、それが肩コリという症状になって現れる場合もあります。いつもと違いコリを感じたり、持病がある方は医師に相談してください。

 

以上、今回は肩コリが生じる原因を述べてみました。私のお客様のなかにも、肩コリを訴える方が多くおられます。そうしたお客様の不調・不快を施術で軽減することはもちろんのことですが、施術後に肩コリ予防のための簡単な体操をいくつかお伝えすることがよくあります。その体操を行なう際ポイントになるのは、ある「骨」です

 

皆さん、なんという骨だと思いますか?

 

答えは次回お伝えします。そして、簡単にできる肩コリ予防体操もご紹介しますね。

次のブログ更新日は9/4(土)の予定です!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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