肩コリの原因とは!? 予防にはポイントとなる「骨」があります〈その2〉
こんにちは、整体師のkaishinです。
前回は肩コリの原因について書かせていただきました。ブログの最後で謎かけのような終わり方をしましたが、早速、答えを書きますね。
肩コリ予防のポイントとなる骨は、「肩甲骨」です。
肩甲骨は背中の肩の下に、左右一対ある「天使の羽」のような骨です。この骨が接している関節・骨は鎖骨(肩鎖関節)だけで、あとはすべて筋肉で支えられています。それだけに多くの筋肉と接していて、首・肩・腕・背中などにある17もの筋肉が付着し、肩甲骨を支えています。そのためこの肩甲骨をよく動かすと、首・肩・腕・背中にある筋肉の多くを連動して動かすことになるため、肩コリの原因となる様々な筋肉の血流が増し、肩コリの軽減・予防につながるというわけです。
もちろん、肩コリは「肩周辺の筋肉」だけが原因で生じるわけではありません。
身体全体のバランスから考える視点が必要ですが、日頃から手軽に行なうものとしては、これから紹介する体操はとてもお勧めできます。ぜひお試しください。
【やり方】
肩を基点にして、肘を身体の前から横にかけて大きく回す体操です。
①
両手の指先を肩につけます(左方には左手を、右肩には右手をつけます)
②
指を肩につけたまま、両手の肘(ヒジ)が胸の前でつくように寄せて、そのまま両肘を顔の前までもち上げ、肘を体側(胴体の横)の方にグルリとなるべく大きく回します。
③
肘を胸の前の位置に戻します。
①~③の回転を3~5回、その逆回転を3~5回、毎日行なってみてください。
※四十肩・五十肩ほか肩のケガや疾患がある方は、無理のない範囲で行い、痛みや違和感が出そうになったら中断してください
私は施術後に、お客様の身体全体のバランスをみたうえで、その方の主訴を軽減するために合う体操・養生法などをお伝えすることが多々あります。今回はそうしたなかから、文字だけでも伝えやすく、気軽にできるものをお伝えしました。ぜひお試しとださい。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ホームページ: