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意外とこの季節に多い浮腫・・・「秋むくみ」にご用心!

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こんにちは、整体師のkaishinです。

 

東京では先週涼しい日が続いていたものの、週末になって厳しい残暑がぶり返しました。日中は夏のような暑さなのに、朝晩は肌寒い・・・今後はそのように寒暖の差が大きい季節になっていきますね。そうした季節になりやすい身体の不調の一つに、足の「むくみ(浮腫)」があります。この時期の浮腫は、季節がら「秋むくみ」などともいわれているんですよ。

 

今回はこの季節に起こりやすい「むくみ」の原因と、対処法についてお話ししたいと思います。

 

■「むくみ」とは

むくみとは、毛細血管からしみ出した水分(組織液)が、皮下組織に通常よりも多く溜まってしまった状態をいいます。それらの水分は再び毛細血管に戻るか、リンパ管を通して回収されて血液に戻りますが、それが上手くいかず、皮下に水分が溜まった状態になると、むくみになります。

身体の部位でもっともむくみが起きやすいのは足。血液のポンプ機能を担っている心臓から遠い位置にあるうえ、重力の影響もあって身体の下部に水分が溜まりやすいからです。

 

■なぜ秋は「むくみ」が起こりやすいか

①寒暖差が大きい

冒頭でも述べたとおり、この季節は朝・晩と、日中との寒暖差が大きくなります。すると、朝や夜に急激に身体が冷えることも。また気温差が大きい環境だと自律神経に乱れが生じやすくなり、その影響から血行が悪くなることも浮腫の原因になります。

 

②夏のままの生活スタイル

日中はまだ暑い日が続いているため、冷房にあたっている時間が長かったり、冷たい飲み物などをよく飲んだりする。また着るものもまだ夏ものが多く、下半身や足首などを冷やしがち。そうした理由から血行不良を起こすこともあります。

 

③塩分過多

夏の熱い季節は、水分補給とともに塩分補給を意識していた人も多いはずです。まだ暑さを感じるこの季節に、それほど汗をかいていないのに夏の時期と同じ調子で塩分補給したり、スポーツドリンクを飲みすぎるなどすると、塩分過多になってむくむこともあります。

 

■「むくみ」予防対策

①身体を温める、自律神経を整える

気温が冷えがちな朝晩は、夏のスタイルからファッションを変化させ、身体を冷やさないよう心がけましょう。バスタイムはシャワーだけですますのではなく、特に疾患がなければ温かいお湯をはった湯舟につかり、身体を芯から温めるようにすると効果的。また自律神経を整えるためにも、規則正しい生活を心がけ、睡眠も十分にとるようにしましょう。

 

②軽い運動をする

仕事や家事などで長時間同じ姿勢を続けていると、運動不足になり血行が悪くなります。特にデスクワークなどで座っている時間が長いと、足を曲げていることが多いので、よけいに血流が悪くなりがちです。通勤時や仕事の合間にかかとの上下運動(よろけないように、デスクやテーブル、つり革などにつかまりながら行なうのがお勧め)を行なう。スクワットを行なう。1日のなかに散歩やウォーキングの時間を組み入れて足を動かすなど、下半身の筋肉を使って血流を良くすると、むくみの予防につながります。また長期的には、筋力を向上させることも浮腫の予防に効果的です。特にふくらはぎの筋力を高めると、ポンプ機能が高まって血流が良くなり、むくみにくくなります。

 

カリウムリウムが含まれた食材を摂る

塩分の摂り過ぎをひかえるとともに、過剰な塩分の排出を促してくれるカリウムが入った食材を豊富に摂るようにしましょう。バナナやアボガド、ホウレンソウ、枝豆、ブロッコリーなど。またひじきやあおさ、わかめなどの海藻類にも、カリウムが多く含まれています。

「秋むくみ」、気をつけていきたいですね。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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